組合員のための活動
2015-06-19
宇都宮地区委員会◇那須バイオファーム産地見学

 6月19日、那須バイオファームへ産地見学に伺いました。

今回は見学者が多数だったため、栽培施設内には入らず、事前に撮影されたもので説明を受けてきました。雑菌にキノコが弱いため無菌に管理され、農産品ではありますが、工業的な印象を受けました。同社ではキノコを育てるための菌床にとてもこだわっており、一般のものが中国産のトウモロコシの茎や葉を固めた物を使っているのに対し、国内の農薬不散3年以上の証明のある木のオガを使い、更にフスマ、ダイズ、トウモロコシの粉末を加え栄養のある物を使っています。キノコは木に生えるため木のオガを使うことはより自然に近いキノコを作れます。栄養も高く、味、香りが濃いのはこのためです。

 施設内の環境も年中、秋を再現しているそうです。オガに使う木、キノコとも放射能検査を行いモニタリングもしているので安心です。キノコの菌にもこだわりがあり、独自の菌を使って栽培しています。キノコは形が同じでも菌が違えば栄養も変わってくるそうです。他には大学と協力し、薬効のあるキノコを試験栽培しています。また、畜産試験場との研究で使用後の菌床を飼料の添加物として加え、肉質の改善をしています。そして、菌床をピーマン、パプリカ、米の肥料として使用し、循環型農業を取り組んでいます。

 

 那須バイオファームは、自然に近いキノコを育てるだけでなく、使用後の培地を再利用し、循環型の農業、畜産に貢献していることが分かりました。